司法書士・司法書士会

2017年6月27日 (火)

平成29年度司法書士会東濃支部第1回研修会

6月24日(土)午後、標記研修会がありました。
私は、この前の支部総会で研修部顧問をお役御免になりましたので、久しぶりに楽な気持ちで研修会に出かけました。
内容は、第1部 ADR
       第2部 倫理
ADRについては、今年度発足した「岐阜県司法書士会司法書士調停センター(愛称;あゆみ)」のセンター長である安江会員から講義をしていただきました。
率直な感想ですが、「調停手続実施者に私がなるのは、とても無理。」だと思いました。
態度、言葉遣いなどに細心の注意を払わないといけません。あ~あ、私には無理です。ごめんなさい。

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2016年6月26日 (日)

平成28年度司法書士会東濃支部第1回研修会

6月25日(土)東濃支部の第1回研修会がありました。
内容は、下記のとおりです。
第1部 司法書士倫理(グループ討論形式)      
第2部 東濃司法書士法科学院 第3講
   (JR東海認知症事故訴訟を題材に法の解釈・運用について考える。)      
第3部 商業登記規則改正
    10月1日施行の商業登記規則改正
   (株主リストの添付について)
私は、例のごとく、東濃司法書士法科学院(架空)の教授(自称)として、第2部の講義を行いました。
これは、今年の3月1日に最高裁の判決があったJR東海認知症事故訴訟の第1審地裁、2審高裁、3審最高裁の各判決と認定された事実をもとに、今回もソクラテスメソッド(問答方式)によるゼミです。

 配
布資料には、書かなかった私が最後にまとめとして、お話ししたものをここに書いておきます。



 というわけで、地裁では、妻と長男の二人に対して、根拠条文が異なりますが、満額の請求が認められました。
高裁では、妻に対してのみ、半額の請求が認められました。
最高裁では、JRの請求は全部棄却されました。
 さて、このようになぜ同一の事件についての裁判所の判断が審級の進むにつれて一転二転するのか?
 しかも、同じ条文の適用について判断しているにもかかわらず。
 毛沢東が言ったように「法律は伸び縮みする物差し」なのか?
中華人民共和国は、法治国家ではない。中国共産党の一党独裁の人治国家である。
 日本のような法治国家で、法律が伸び縮みしたら、大問題である。
「法律は伸び縮みしない」と私は考える。
 では、何が伸び縮みしているのか?
考えてみてください。
 要件事実なのか?事実の方が伸び縮みしているのか?
要件事実や構成要件該当性だけを判断するのなら、コンピュータが裁判した方がましだ。
神様が裁判した方がもっといいと考えている人がいるかもしれないが、神様は人間の法律を知らない。
なぜなら、神様にとって、例えば、「人を殺したい」と「思う」だけでも、罪である。しかし、人間の法律では、「思う」だけでは、罪にはならない。実行して初めて犯罪となるので、神様に人間は裁けない。それに民法714条など神様はご存知ない。
 では、なぜ、今でもたぶんこれから先も、コンピュータではなく、人が人を裁くのか?
 伸び縮みしている、変化しているのは、法律ではなく、事実と法律を見ている裁判官の心象ではないか。
  私は、この最高裁判決を知ったとき、落語「徂徠豆腐」の中で、荻生徂徠が若い頃お世話になった豆腐屋の上総屋七兵衛さんに言った、「法を枉(ま)げずに法に情けを注ぐ。」という言葉を思い出しました。
 荻生徂徠は、五代将軍綱吉の側用人柳沢吉保に見いだされた儒学者ですが、綱吉に学問を教えるとともに柳沢吉保の政治顧問という立場でもありました。
 ちょうど将軍綱吉の治世に「赤穂浪士の討ち入り事件」が起こります。
 綱吉は、先の「松の廊下」といい、今回の「吉良邸討ち入り」といい、「二度も余の顔に泥を塗るか。即刻処刑せよ。」と激怒していますが、世論は、「忠義の侍よ。武士の鑑よ。」と褒めそやしているので、幕閣としては処分に困ってしまいます。
そこで、側用人柳沢吉保は、自分のブレーンを集めて意見を聞きます。
林大学頭、室鳩巣など多数意見は、賛美助命説でしたが、荻生徂徠ただ一人切腹説を唱えます。
その時、荻生徂徠は、何と言ったかというと、
「義は己を潔くするの道にして法は天下の規矩也。礼を以て心を制し義を以て事を制す、今四十六士、其の主の為に讐を報ずるは、是侍たる者の恥を知る也。己を潔くする道にして其の事は義なりと雖も、其の党に限る事なれば畢竟は私の論也。其の所以のものは、元是長矩、殿中を憚らず其の罪に処せられしを、またぞろ吉良氏を以て仇と為し、公儀の免許もなきに騒動を企てる事、法に於いて許さざる所也。今四十六士の罪を決せしめ、侍の礼を以て切腹に処せらるるものならば、上杉家の願も空しからずして、彼等が忠義を軽せざるの道理、尤も公論と云ふべし。若し私論を以て公論を害せば、此れ以後天下の法は立つべからず」
これを、落語ベースで私流に解釈しますと、こうなります。
浅野内匠頭が、殿中において、刀を抜き、刃傷事件をおこした。これは明らかに犯罪。「殿中において、鯉口三寸切れば、おのが身は切腹、お家は断絶。」は、武家社会の不文律。そして浅野は、即刻、切腹。これは当然のこと。
「吉良がお咎めなしとは、おかしい。喧嘩両成敗であるべき。」との考えもあるが、吉良は、刀も抜いていないし、立ち向かってもいない。ただ、切られてその場から去っただけだから、喧嘩にもなっていない。
今でいうなら、霞が関の中央官庁での傷害、殺人未遂事件が起こったようなものです。
家臣が殿の敵討ちをしたいという忠義は立派だが、所詮武士としての個人的価値観に基づくものに過ぎない。天下の法は、許可無き仇討ちは禁止、徒党を組むことも禁止していることも承知の上の犯行。
今で言えば、幕府要人を狙ったテロ行為です。しかも、政治の中心地である将軍家お膝元の江戸で、凶器準備集合罪、騒乱罪のテロリストたちです。
これを、許すわけにはいかない。もし、今、世論に迎合して、これを許してしまえば、今後天下は、法治国家としての体をなさなくなる。
また、仮に、四十七士が助命され、この先、生き永らえたといたしましょう。四十七士が一人一人、各地で誉め称えられた中で生活を始めることでしょう。
しかし、四十七士すべてが清く正しく生き永らえると、誰が言えましょう。その中でたった一人が、出来心、あるいは魔が差して、不覚にも法を犯したといたしましょう。世間はなんと申しましょう。『あの四十七士の誰それが』と必ず四十七士が持ち出されます。汚名はその者一人にはとどまらず、常に四十七士すべてに振り被ってくるのです。せっかくの忠義に大きな傷がつく。
 だから、ここで見事に死することによって、人々の心の中に見事に生き続けるのです。しかも、切腹は、打ち首や獄門と違い、武士の誉れ。
『見事に咲いた花なら、見事に散らしてやるのも武士の情け』
私は、法を枉げずに、情けを注ぎました。
よって、切腹させてやることが、妥当だと判断する。

私は、この判例において、法の解釈・運用の実務ということについて考えさせられました。
裁判官たちも、色々と考え、苦心されたでしょうが、今後もたとえ間違うことがあるとしても、神様でもなく、コンピュータでもなく、事実を見つめて、法律と一般社会通念とのバランスを計りながら、人が人を裁くことが必要なのではないでしょうか。
 なぜなら、法に情けを注げるのは、人しかいないのだから。

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2016年5月30日 (月)

平成28年度岐阜県司法書士会定時総会

 5月28日(土)標記の総会が岐阜都ホテルで開催されました。
私は、昨年の総会で副議長をさせていただいたので、今年は、慣例により、「ワンランク昇格!」して、議長を務めさせていただきました。
議事はすべて滞りなく、進行し、議案全部承認可決されました。
議長としては、誠に有難かったのですが、あまりにもスムーズに進みすぎて、予定より25分ぐらい早く終わってしまいました。
その後は、政治連盟の定期大会、楽しい懇親会と続き、柳ケ瀬での二次会へのお誘いはお断りし、我々東濃支部の会員は、例年どおり名古屋駅で途中下車し、何度か行ったことのあるアイリッシュパブで支部会員だけで二次会を開催してきました。
 私は、「ハーフ&ハーフ」、「グレンリベット12年」、「山崎12年」と調子よく飲み進み、支部でも最も東の端に住んでいるYさんの最終電車に合わせて帰って来ました。

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2016年5月 2日 (月)

平成28年度司法書士会東濃支部総会

4月29日中津川市のちこり村で支部総会が開催されました。
議事は無事終了したようです。
「ようです。」って、出席しとったんと違うんかい!
とツッコミが入りそうですが、
確かに出席は途中まではしていたのですが、私は来賓接待役を仰せつかっておりましたので、中座しましたので、半分以上分かりません。

しかも、当日は、JR中央線が信号機故障により、ダイヤが大幅に乱れており、接待係としては、来賓の方々が間に合うのかどうか、ハラハラしながら、玄関で待っていました。
そうしたらぎりぎりのタイミングで、来賓の方々が乗ったタクシーが来た!・・・
と思ったら、玄関を通り越して、どこかへ行ってしまいました。
オイオイ、どこ行くんだよ。
どうも別の入り口があるみたいで、「そんなのきいいてないよ~。」


う~ん、だいぶ疲れました。

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2016年2月29日 (月)

平成27年度第3回司法書士会東濃支部研修会

 平成28年2月27日(土)標記研修会がありました。
久しぶりに私も登壇しました。

 この頃、世間では、「ゲス&ベッキー」や「育休ゲス不倫」、最近では、「桂文枝」までも不倫が話題になりましたが、昨年、面白い判決が二つありました。

 一つは、「銀座のクラブのママとホテルで待ち合わせて、xxした後、同伴出勤するということを繰り返していた男の妻が、そのママを相手取って、不貞行為による慰謝料請求をした事件」で、「ママの行為は、不倫なのか単なる枕営業なのか。」が争点となった裁判、世に言う「枕営業判決」。

 もう一つは、大阪の北新地で、女房子供があるにもかかわらず、もてたい一心で、「オレ、バツイチやねん。」と、うそぶいていたら、またそれを信じたホステスさんがいて、そのホステスさんとxxした男が、後でその嘘がバレて、ホステスさんから「嘘によって知らずに不倫関係を強いられた」と慰謝料請求された裁判。

 という興味深い裁判がありましたので、これについて、会員の皆さんの体験談も交えながら、掘り下げてみたいと思っていま・・・・したが、


  研修部内で賛同を得られませんでしたので、残念ながら、私が3年前にこの支部研修会で報告した「法人住民税の均等割額を下げるための減資」が、税法が平成27年に改正されて、現在の取り扱いは、全く逆の結果になりましたので、その旨の報告をさせていただきました。

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2016年2月15日 (月)

第5回岐阜県司法書士会研修会

13日(土)午後標記の研修会がありました。今年度は5回も本会研修会がありました。従来は3回だったと思います。
内容は、司法書士法施行規則第31条に基づく業務についてでしたが、従来の登記・供託・裁判の業務以外に色んなことができるようになっていることを知って、「びっくりぽん」だした。
「これってコンサルタント業やなあ。」と思っていたら、後ろにTSさんが座っていたので、「これ、Sさんが一番向いているで。」などと話していました。

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2015年7月 3日 (金)

司法書士総合相談センターの当番でした。

昨夜は、司法書士総合相談センター多治見会場での当番でした。

http://www.gifu-shihoushoshi.or.jp/soudan/

一時は、相談件数が減少していましたが、また、昨今は、増加しているようです。 相談ブースを3つ作っていましたが、3つとも使用しての応対となりました。
今年2回目の当番でした。これで、一応私の今年の出番は、達成しました。

土岐市文化プラザでの毎月第2金曜日の法律相談の方は、ずっと出番が続きます。

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2015年6月29日 (月)

第1回支部研修会(H27.06.27)

  岐阜県司法書士会東濃支部の平成27年度最初の研修会が27日(土)午後セラトピア土岐で開催されました。
今年4月の支部総会でメンバーが一新された研修部で初めての研修会でした。

研修部員の皆さんは、第一部の司法書士倫理についてのグループ討論でリーダーをつとめていただきました。
新入部員の若手会員の皆さんが上手に議論を進めていました。

第2部は、介護保険について
司法書士は、成年後見人に就任している場合が多いですが、

ヘルパー、ケアマネージャー、デイサービス、ショートステイ、サ高住、有料老人ホーム、養護老人ホーム、グループホーム、特養、老健と

これらの言葉は聞いたことがあるが、何がどう違うのかが、さっぱり分かっていません。
またカタカナ英語と法律上の漢字名が入り乱れているので、これも分からなくしている原因ではないか?
「これでは、いかん。」ということで、美濃陶生苑より講師をお招きして、講義をしていただきました。
講師のお話は、解りやすくて、まだ完全理解したとは言えませんが、大体のところ、概略を把握することができました。

 でも、理解すればするほど、私の個人的正直な感想ですが、「長生きするのもしんどいなあ。」
 というのも、私もちょうど還暦を迎えましたので、なお、いっそう感慨が深いのかもしれません。

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2015年6月 4日 (木)

6月3日司法書士会東濃支部研修部会

今年は、役員変更の年だったので、新しい研修部のメンバーになって2回目の部会です。
議題は、今月開催する今年度第1回支部研修会の内容についてです。
一つは、司法書士業務にかかわる倫理。
もう一つは、高齢化社会・・・成年後見制度をはじめとする様々な高齢者に関わりがある制度について。
となりました。
研修部員の皆さんの担当は、倫理です。
今度の担当副支部長のKさんの檄が飛んでおりました。
今年度は、厳しい部会になりそうな予感。

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2015年5月25日 (月)

平成27年度岐阜県司法書士会定時総会

23日(土)司法書士会本会の総会がありました。

私は、岐阜県司法書士会会長表彰をしていただき、表彰状と記念品をいただきました。
ただただ、普通に仕事をしてきただけの身ですので、ありがたいことです。

また、総会の副議長に選任されて、後半の議事進行を担当させていただきました。
後半の方が質疑もあって、議長のセリフも多かったような気がしました。

なお、慣例として、今年副議長に選任された者は、来年は、議長をやることになっています。

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